スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

物語の流れ



ある小説を読んでいたのですが、その内容が非常にコンパクトで流れが掴みやすく、
読み終えた後にも何かしらの達成感を得られるようなスムーズな作りになっていました。
それを見て、物語というのはある程度のテンプレートに当てはまれば何とか作れるものではないかと思いました。
物語というのは基本的に起承転結があると言われますが、
その起承転結というのがいかなるものなのか、無知な自分の中で未解明だった部分がありました。
今回はその物語におけるテンプレートというものを自分なりに探って考察していきたいと思います。
自分も何か短編ストーリーを考えられるように役立てていきたいものです。


  ①今までの日常生活にはない何か特別な出来事or人物と出会う。
   ↓
  ②その出来事or人物に感心を持ち、その詳細を探っていく。
   ↓
  ③やがてその出来事or人物に対してこうしてみたいという目標を抱く。
   ↓
  ④その目標を達成。終劇


物語の流れというのは基本的にこうなのではないかと思いました。
何も変哲がなかった日常を一変するような出来事と出会うことで、まず物語というのは始まる気がします。
そしてその出来事とただ出会っただけではなく、感心を持ち探っていく事でさらに物語は進行していき、
やがて「目標」というものを見出すことで物語は佳境に入るのではないかと…。
そして最後にその「目標」を上手く処理することで、読後には達成感やカタルシスのような物が得られるという展開になるのではないかと考えました。
他にも「目標」の処理をうやむやにして読者に問いかけを与えたり、哀愁を感じさせる手法もあるのだと思います。


このテンプレートに既存の物語を当て嵌めるとある程度収まるような気がします。

-----

『くそみそテクニック』山川純一

  ①予備校生に通う普通の男の子が、ある日突然阿部さんに声をかけられる
   ↓
  ②ホイホイついていってしまう。
   阿部さんが自動車修理工でノンケでも平気で喰っちまう男だと知る。
   ↓
  ③阿部さんがケツの中でションベンを要求。
   阿部さんのヒップを見ているうちにそんな変態じみたことも試してみたい欲求が高ぶる。
   ↓
  ④無事ケツの中でションベンを達成。
   やがてションベンだけでなくもうひとつの方も我慢できなくなり、
   さらなる高みを求めるという形で物語は終了。

-----

むこうぶち『荒野・1~5』

  ①悪徳不動産屋を営む傍ら高レート麻雀に入り浸る毎日を送る江崎課長。
   ラッキーデーと呼ばれたその日に人鬼と出会う。
   ↓
  ②人鬼が自分と同じく正体を隠すのが上手い人物であることを悟る。
   あらゆる手段を用い、傀の打ち方のクセを見抜いていく。
   ↓
  ③「では、日を改めて打ちましょう江崎さん」
   その誘いに乗り、傀の浮いた金を根こそぎ頂く事を決意。
   荒れ野を売って会社の金をチマチマ抜きながら打つのが馬鹿らしくなる。
   ↓
  ④傀の持ち金を奪うどころか借金を背負わされ地獄を見る。
   目標は未達成に終わり、密航船に乗せられ借金返済にあけくれるという形で終劇。
   (「俺を変えたのは貴様が教えた執念だ…」
   やがて地獄の底から這い戻ってきた江崎は傀を刺したいという執念と共に復活。)


こうして見ると、物語中の人物は少なからず「出会い」と「目標を持つ」ということに立ち合っているようにみえます。(当たり前のことですが…)
『ドラゴンボール』も最初はブルマと出会いドラゴンボールの存在を知りそれを集めるという目標を掲げ、
やがてもっと強いヤツと闘いたいという純粋な目標に目覚めていったり、 
『キン肉マン王位継承編』でも、キン肉星の王位を継承する際に過去に自分と同時に生まれた4人の赤ん坊と本来王位につく人物が取り違えられた可能性を疑われ、
その王位をめぐって激闘を繰り広げつつ、不甲斐ない自分が王位に着くという目標に戸惑いを感じながらスグルが成長していったり、
『笑ゥせぇるすまん』も被害者が喪黒さんと出会い悩みを相談し、その悩みに打ち勝つべく頑張るという目標を掲げていたり…。

長編でも短編でも、基本的な構造はもしかしたら同じなのかもしれません。
基本的な流れに材料を上手く当て嵌めてスムーズな展開にしていくことが読む側を惹きつけるコツなのだと思います。
逆に読み切りや短編ほどまとめるのが難しいと聞いたことがあります。
特に、サザエさんやちびまる子ちゃんのように日常的なネタを小出しして何話にも重ねていくのはかなり高度なことに思えます。
むこうぶちも麻雀というジャンルの中で毎回よくあんなにも豊富な話題を繰り広げられるのかと感服しています。
先生のように慣れてくれば、ふと閃いたシンプルなアイディアだけでスペシャルで斬新なストーリーをいくつも手がけられるようになれるのかもしれません。
こればかりは才能もあると思いますが…。

くそみそテクニックの山川純一先生は、持ち前の斬新で幅広いシチュエーションの物語の数々を、
全てご自身の架空の妄想だけで繰り広げていらっしゃるという事にとても尊敬しています。
薔薇族の編集長の方のお話では、ヤマジュン先生は線の細い青年でとてもハッテン場に向かうような人には見えなかったそうです。
だからこそ彼の個性が輝くような、自由で多彩なシチュエーションを生み出し続ける事ができたのだと…。

材料集めの為に、そういった妄想を日頃から駆り立てておくことももしかしたら無駄ではないのかも知れません。
僕もいつか山純先生のように、いい男の物語を描いてみたい…。




I am the ONEI am the ONE
(2003/08/20)
串田アキラ

商品詳細を見る

« 傀、結婚|Top|サイハイソックス »

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://allkai.blog43.fc2.com/tb.php/584-24f8fe25

Top

HOME

矢尾板の麻雀・アニメブログ~目指せ鳳凰卓~//矢尾板様 喪ぐら//伊東様 蒼天遍歴//MOZ様 StarShip//オリオン様 はんちく荘//ぶぼ様

YRN

Author:YRN
趣味はひとり桃鉄、DX人生ゲーム2など。
好きな作品は北斗の拳 DB キン肉マン Zガンダム
ヤマジュン作品 初代ときメモ )等。
 

当ブログはリンクフリー・アンリンクフリーです。
  
何かございましたらこちらへ!
amii_k_r@yahoo.co.jp


-天気予報コム- -FC2-

生活習慣

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。